※本記事は、ChatGPTによる調査と執筆が主です。予め、ご了承ください。
「またトトロ?」
子育てをしていると、同じ作品を何度も見たがる子どもに驚くことがあります。
特に『となりのトトロ』。
大人からすると、「もう何回見たんだ……」と思うくらい、繰り返し見たがる子もいるのではないでしょうか。
しかも不思議なのは、『となりのトトロ』には派手な戦闘シーンがあるわけでも、次々と事件が起こるわけでもないこと。それなのに、なぜ子どもはトトロに夢中になるのでしょうか。調べてみると、実は『となりのトトロ』は研究対象にもなっています。
さらに、
- 空想上の友だち
- ごっこ遊び
- 子どもの想像力
- 自然の中での探索
- きょうだい関係
- 親子の愛着
- アニメの反復視聴
などについては、発達心理学の研究もあります。
もちろん、「この要素があるから子どもは必ずトトロにハマる」と科学的に証明されているわけではありません。しかし、研究を並べてみると、トトロには幼児期の子どもの発達と重なる特徴がたくさんあることが見えてきます。
今回は「なぜ子どもはトトロにハマるのか?」を、実際の論文や研究結果をもとに考えてみます。

多くのご家庭で、トトロを見せたことがあるかと思います。
何度も何度も見る子供たちを、温かく見守れるように、ChatGPTに、なんで子供はトトロを繰り返し見るのか、何度か聞いてみて、その結果を記事にしてみました。
結論:トトロは「子どもの世界の見え方」に近いのかもしれない
先に結論をまとめると、子どもがトトロに惹かれる理由として、次のような可能性が考えられます。
- トトロが「空想上の友だち」のような存在になれる
- メイの行動が幼児の探索行動に近い
- 現実と空想が自然につながっている
- トトロが怖すぎず、安心できる存在として描かれている
- 子ども自身が物語に入り込める「余白」が多い
- 何度も見ることで物語の理解が深まる
- サツキとメイの関係が、子どもにとって身近である
興味深いことに、2026年には『となりのトトロ』を子どもの発達という視点から直接分析した研究も発表されています。
研究① 『となりのトトロ』を発達心理学から分析した論文がある
2026年、Theory and Practice in Child Developmentに、「An Analysis of My Neighbor Totoro from a Developmental Perspective」という論文が掲載されました。
著者は、Ayşen Yalın Kotan、Elif Ayhan、Aynur Bütün Ayhanの3名。『となりのトトロ』を繰り返し視聴し、シーンごとの記録を作成したうえで内容分析を行っています。
この研究では、作品から大きく4つのテーマが抽出されました。
- 空想上の友だちとストレスへの対処
- きょうだい関係と情緒的サポート
- 自然・遊び・学習
- 親の応答性と安定した愛着
研究者らは、トトロという存在について、子どもが不安や不確実性、ストレスに対処する際の「象徴的な資源」として機能していると解釈しています。
つまりトトロは、単なる「かわいいキャラクター」としてだけではなく、子どもの感情や発達という観点からも読み解ける存在なのです。
※この研究は、子どもにトトロを見せて「ハマるかどうか」を測定した実験ではありません。作品自体を発達心理学の文献と照らし合わせて分析した「質的な作品分析」です。
【出典】
Yalın Kotan, A., Ayhan, E., & Bütün Ayhan, A. (2026). An Analysis of My Neighbor Totoro from a Developmental Perspective. Theory and Practice in Child Development, 6(1), 100–127. DOI: 10.46303/tpicd.2026.6
理由① トトロは「空想上の友だち」に近い
ここからが面白いところです。
発達心理学には「Imaginary Companion(空想上の友だち)」という研究領域があります。
子どもが「ここに○○ちゃんがいる」「ぬいぐるみとお話ししている」など、現実には存在しない存在や物を友だちのように扱う現象です。これは決して珍しいことではありません。
Taylorらが2004年に発表した研究では、もともと調査した152人の未就学児のうち100人を約3年後に再調査しています。その結果、7歳までに一度でも「空想上の友だち」を持った経験のある子どもは、65%に達していました。つまり、約3人に2人です。
【出典】
Taylor, M., Carlson, S. M., Maring, B. L., Gerow, L., & Charley, C. M. (2004). The characteristics and correlates of fantasy in school-age children: Imaginary companions, impersonation, and social understanding. Developmental Psychology, 40(6), 1173–1187. DOI: 10.1037/0012-1649.40.6.1173
さらに2018年に、Frontiers in Psychologyに掲載された研究では、空想上の友だちについて論じる中で、『となりのトトロ』が具体例として登場します。研究者は、トトロを「自然環境から着想された空想的な存在と少女たちが友情を築く」有名な例として紹介しています。
つまり研究者から見ても、メイ・サツキと、トトロの関係は、子どもと空想上の存在との関係を考えるうえで分かりやすい例なのです。
【出典】
Moriguchi, Y. et al. (2018). Developmental Changes in Number Personification by Elementary School Children. Frontiers in Psychology, 9, 2214.

我が子も、4歳か5歳ぐらいのときに、◯◯◯という空想上の友達と、よくおままごとをしておりました。片方が作ったお友達を、もう片方にシェアして、最終的に、双子の両方とも、そのお友達と遊んでたな。
「見えない友だち=現実と空想の区別がついていない」ではない
ここは誤解しやすいところです。
子どもが空想上の存在と遊んでいるからといって、必ずしも「現実と空想を混同している」という意味ではありません。空想上の存在について研究した論文では、子どもは空想上の友だちと、本当の友だちを区別できることが指摘されています。
つまり、「本当はいない。でも遊べる」という世界を楽しめるわけです。
これはトトロにも当てはまりそうです。
大人は、「トトロは実在するのか?」「メイの空想なのか?」と答えを出したくなります。
でも、子どもにとっては、そんなことはあまり重要ではないのかもしれません。
「いるかもしれない」その余白自体を楽しめるからです。
理由② メイの行動が「幼児そのもの」
トトロとの出会い方を思い出してみてください。
メイは「トトロを探しに行こう!」と計画して出発したわけではありません。
小さな不思議を見つける。
↓
気になる。
↓
追いかける。
↓
穴のような場所へ入っていく。
↓
大きなトトロと出会う。
完全に、「なんだこれ?」から始まる探索です。
大人なら、「どこへ行くの?」「危ないよ」「何を探しているの?」と目的を求めてしまいます。しかし、幼児の遊びには、必ずしも明確な目的がありません。
気になったものを触る。
虫を追いかける。
石を拾う。
葉っぱを見る。
穴を覗く。
また別のものを見つける。
『となりのトトロ』の2026年の研究でも、「nature, play, and learning(自然・遊び・学習)」が主要テーマの一つとして抽出されています。
つまりメイは、物語を進めるための「小さな主人公」というだけではなく、幼児らしい探索そのものを行っているのです。
だから幼い子どもほど、「メイが冒険している」のではなく「自分も一緒に見つけている」という感覚になりやすいのかもしれません。

たしかに。
メイって「THE 幼児」って感じだもん。
理由③ 現実とファンタジーの境界が曖昧
『となりのトトロ』の特徴を分析した日本の研究もあります。
茨城大学の青木研二氏は2011年、『「となりのトトロ」―その幻想性の構造(1)』という論文を発表しています。『となりのトトロ』の幻想性を作品構造から分析した研究です。
【出典】
青木研二(2011)『「となりのトトロ」―その幻想性の構造(1)』茨城大学人文学部紀要 人文コミュニケーション学科論集 第10号, pp.1–15. DOI: 10.34405/00010648
トトロの世界は、「現実世界から魔法の国へワープする」という典型的なファンタジーとは少し違います。
普通の田舎の家。
普通の森。
普通のバス停。
普通の夜。
そのすぐ隣にトトロがいます。
つまり、日常とファンタジーの境界が薄い。これは幼児の遊びにもよく似ています。
段ボールが家になったり、
タオルがマントになったり、
ぬいぐるみが話し相手になったり。
現実の中に突然、空想が入り込んできます。
『となりのトトロ』は「ファンタジーの世界を見せる作品」というより、「いつもの世界の中に、もしかしたら不思議なものがいるかもしれない」と感じさせる作品なのかもしれません。

だから「まっくろくろすけ」とか「小トトロ」「中トトロ」を探すのか。
大きな木を見つけると、穴が空いてないかなーとか。
理由④ トトロは「大きくて怖そうなのに、安心できる」
トトロのデザインも不思議です。
とにかく大きい。
口も大きい。
爪もある。
森の奥に住んでいる。
要素だけ並べれば、結構怖い存在です。
ところが、実際に見ると、不思議と怖くありません。
寝ている。
大きなお腹が動く。
メイがお腹の上に乗れる。
雨の日にはサツキの隣でバスを待つ。
子どもを積極的に脅かす存在としては描かれません。
2026年のトトロ研究では、こうした存在を子どもの「coping(対処)」という観点から分析しています。作品には母親の入院という、子どもにとって大きな不安要素があります。サツキもメイも、その不安を抱えながら生活しています。
そんな世界の中に、「大きくて強そうだけれど、自分を傷つけない存在」としてトトロがいる。
だからトトロは、刺激的なヒーローとは違う形で「安心できる存在」になっている可能性があります。

たしかに、普通だったら、トトロって怖そうだよね。
でも、なんかトトロって、いいよね。
理由⑤ トトロは、ほとんど説明してくれない
トトロの特徴として、トトロはほとんど説明しません。
「私は○○という生き物です」
「森を守っています」
「私にはこんな能力があります」
などという設定説明がありません。
なぜ飛べるのか。
なぜネコバスがいるのか。
どこに住んでいるのか。
そもそも何者なのか。
よく分かりません。
大人向けの作品なら「設定不足」に感じるところですが、幼児にとっては逆に、自分の想像力を入れられる余白になります。
「トトロって何?」と聞かれて、「何なんだろうね?」で成立する。この説明されすぎない世界観が、空想遊びとの相性をよくしている可能性があります。

「トトロって何?クマ?」って聞かれてたな。
「トトロは、トトロだよ。知らんけど」って答えてた。
理由⑥ 「またトトロ見る!」にも研究上のヒントがある
子どもって、本当に同じ作品を何度も見ますよね。
親からすると、「昨日も見たじゃん」となります。ところが、幼児の「繰り返し視聴」については興味深い研究があります。
SkouterisとKellyは、4~6歳の子どもに長編アニメーションを、1回見るグループと5回見るグループに分けて視聴させました。
その結果、5回視聴した子どものほうが作品内容の理解度が高く、登場人物の識別などでも良い成績を示しました。
【出典】
Skouteris, H., & Kelly, L. (2006). Repeated-Viewing and Co-Viewing of an Animated Video: An examination of factors that impact on young children’s comprehension of video content. Australasian Journal of Early Childhood, 31(3), 22–30. DOI: 10.1177/183693910603100305
さらに翌年の研究では、73人の未就学児を対象に、アニメーション映画を1回または5回視聴させています。こちらでも、繰り返し視聴によって、少なくとも明示的に提示された情報の理解が促進されました。
【出典】
Skouteris, H. et al. (2007). Do Young Children Get the Message? The Effects of Repeated Video Viewing on Explicit and Implicit Information. Australian Journal of Educational & Developmental Psychology, 7, 98–107.
つまり子どもにとって、2回目は「同じ映画」ではない可能性があります。
1回目。「トトロだ!」
2回目。「ここでトトロが出てくる!」
3回目。「この後ネコバスが来る!」
4回目。「あ、この前にもこんなのあった!」
と、理解できる情報が増えていく。
大人にとっては同じ90分でも、子どもにとっては見るたびに分かることが増えているのかもしれません。
※この反復視聴研究で使用された作品は『となりのトトロ』ではありません。そのため、「トトロを繰り返し見る理由が証明された」という意味ではなく、幼児が同じ映像作品を繰り返し見ることを考えるための関連研究です。

1回目から、4回目の例、すごくわかる。
たしかに、こんな感じで、見てるな。
理由⑦ サツキとメイが「完璧な子ども」ではない
もう一つ重要なのが、サツキとメイです。
メイは言うことを聞かないこともある。
泣く。怒る。
勝手に行動する。
サツキだって、いつも完璧なお姉ちゃんではありません。
不安にもなる。
感情的にもなる。
そして姉妹だからこそ、支え合う一方で衝突もします。
2026年の研究では、「sibling relationships and emotional support(きょうだい関係と情緒的支援)」も主要テーマとして抽出されています。
トトロだけが魅力なのではなく、その世界を体験しているサツキとメイ自身が、子どもに近い存在であることも重要なのかもしれません。

自分自身と、サツキとメイを、重ねてるってことなのかな。
では「トトロにハマる理由」は科学的に証明されている?
ここは正確に書いておきます。
現時点で、「○歳の子ども○人に『となりのトトロ』を見せた結果、○○という理由で好きになることが判明した」という形の大規模な実証研究があるわけではありません。
今回紹介した各研究には、
- 『となりのトトロ』そのものを発達心理学から分析した研究
- トトロの幻想性を分析した研究
- 子どもの空想上の友だちについての研究
- 幼児のアニメーション反復視聴についての研究
が含まれています。
そのため、「子どもがトトロにハマる7つの理由が科学的に証明された」と断言するのは正確ではありません。
一方で、それぞれの研究を重ねてみると、『となりのトトロ』という作品と幼児期の発達的特徴には、驚くほど重なる部分があるとは言えそうです。
最後に:大人と子どもでは「トトロの見方」が違うのかもしれない
大人が『となりのトトロ』を見ると、
「懐かしい田舎の風景」
「昭和の家族」
「自然との共生」
「宮崎駿作品の世界観」
などを考えます。
でも、幼い子どもはそんなことを考えて見ているわけではないでしょう。
メイと一緒に小さなトトロを追いかける。
トトロのお腹に乗る。
バス停で待つ。
ネコバスに乗る。
木が伸びる。
空を飛ぶ。
そこに理屈はいりません。
もしかすると『となりのトトロ』は、大人が「子ども向けに作った世界」というより、子どもが普段見ている世界に近い作品なのかもしれません。
だから何十年経っても、初めて見る子どもがトトロに夢中になる。
そして、「またトトロ見る!」となる。
親としては「何回目だよ」と思います。
でも研究を知ったうえで考えてみると、その「もう1回」にも、子どもなりの理由があるのかもしれませんね。

まぁ、いろいろチャッピーさんが書いてくれたけど、子供が好きなモノは、何回目でも、見せてあげようぜってことなのかな。
この記事で紹介した主な研究・参考文献
・Yalın Kotan, A., Ayhan, E., & Bütün Ayhan, A. (2026). An Analysis of My Neighbor Totoro from a Developmental Perspective. Theory and Practice in Child Development, 6(1), 100–127. DOI: 10.46303/tpicd.2026.6
・Taylor, M., Carlson, S. M., Maring, B. L., Gerow, L., & Charley, C. M. (2004). The characteristics and correlates of fantasy in school-age children: Imaginary companions, impersonation, and social understanding. Developmental Psychology, 40(6), 1173–1187. DOI: 10.1037/0012-1649.40.6.1173
・Moriguchi, Y. et al. (2018). Developmental Changes in Number Personification by Elementary School Children. Frontiers in Psychology, 9, 2214.
・Skouteris, H., & Kelly, L. (2006). Repeated-Viewing and Co-Viewing of an Animated Video: An examination of factors that impact on young children’s comprehension of video content. Australasian Journal of Early Childhood, 31(3), 22–30. DOI: 10.1177/183693910603100305
・Skouteris, H. et al. (2007). Do Young Children Get the Message? The Effects of Repeated Video Viewing on Explicit and Implicit Information. Australian Journal of Educational & Developmental Psychology, 7, 98–107.
・青木研二(2011)『「となりのトトロ」―その幻想性の構造(1)』茨城大学人文学部紀要 人文コミュニケーション学科論集 第10号, pp.1–15. DOI: 10.34405/00010648

