【授乳とミルク】0〜12ヵ月までの量・回数目安から、手順・コツまで解説

成長・健康
成長・健康育児・子育て

「赤ちゃんがミルクを飲んでくれない」「ミルクの作り方や量はこれで合っている?」など、授乳期は疑問や不安が尽きないものです。

この記事では、生後0ヵ月から12ヵ月までの授乳量・回数の目安一覧表をはじめ、スムーズに飲ませる授乳のコツ、正しいミルクの作り方、混合育児のポイント、ゲップや吐き戻しの対処法、哺乳瓶の消毒方法までを詳しく解説します。

1. 【月齢別】0ヵ月〜12ヵ月までの授乳・ミルク量目安一覧表

赤ちゃんの成長に伴い、必要なミルクの量や授乳回数は変化します。まずは一目でわかる月齢別の目安表をご確認ください。

月齢1回の目安量(ml)1日の授乳回数1日の合計目安量備考・ポイント
新生児(0ヵ月)80〜120ml7〜8回500〜800ml欲しがる時に欲しがるだけ与える
生後1〜2ヵ月120〜160ml6〜7回800〜1,000ml飲む量が増え、リズムが整い始める
生後3〜4ヵ月160〜200ml5〜6回900〜1,000ml満腹中枢が発達し、まとめ飲みが可能に
生後5〜6ヵ月180〜220ml5回900〜1,000ml離乳食(1回)スタート時期
生後7〜8ヵ月200ml程度4〜5回800〜900ml離乳食(2回)+食後ミルク
生後9〜11ヵ月200ml程度3〜4回500〜700ml離乳食(3回)主体へ移行
12ヵ月(1歳)100〜200ml1〜2回200〜400ml栄養の多くを離乳食から摂取

※母乳の場合は消化が良いため、回数にとらわれず赤ちゃんの欲しがるタイミングで授乳して問題ありません。上記は粉ミルクをベースとした目安値です。

2. スムーズに飲ませるための授乳のコツ

母乳やミルクを上手に飲ませるためには、姿勢と含ませ方が重要です。姿勢は、あくまで参考としてご覧ください。

① 赤ちゃんとママの姿勢を安定させる

ママが前かがみになると肩や腰に大きな負担がかかります。授乳クッションを使い、赤ちゃんの口の高さがママの胸と同じ位置になるよう調整しましょう。

② 赤ちゃんの口を大きく開けて深め含ませる

乳頭だけを浅くくわえると、乳頭の痛みや傷の原因になります。赤ちゃんの鼻先に乳頭をあて、あくびをするように大きく口を開けた瞬間、乳輪ごと深く含ませるのがポイントです。

ノンカフェイン飲料でリラックスを

疲れた時こそ、一休みする時間は必要

<strong><span class="bold-red"><span class="marker-red">母</span></span></strong>
母

気を張り続けるのは不可能。
1日1回、5分でもリラックスする時間を取る事が大事だぞ。

3. 安全で正しいミルクの作り方(調乳の手順)

粉ミルクを作る際は、WHO(世界保健機関)のガイドラインに基づき「70℃以上のお湯」を使用することが鉄則です。サカザキ菌などの細菌を殺菌するため、必ず温度を守りましょう。

ミルクの作り方
  • 1
    手洗いの実施

    石鹸で手を綺麗に洗って、清潔な環境を整える

  • 2
    粉ミルクの計量

    消毒済みの哺乳瓶に付属のスプーンで正しく粉ミルクを計量して入れる。

  • 3
    70℃以上のお湯を注ぐ

    一度沸騰させて70℃以上に保たれたお湯を、出来上がり量の約2/3まで注ぐ。

  • 4
    粉を溶かす

    火傷に注意しながら、哺乳瓶を回して粉を溶かす。

  • 5
    出来上がり量まで加水

    STEP3で約2/3、ここで残りの約1/3を入れて、出来上がり量にする

  • 6
    人肌(約40℃)まで冷ます

    腕の内側に数滴垂らし「じんわり温かい(ぬるい)」と感じる温度になれば完成

  • 7
    いざ、実飲へ

    我が子がお待ちです。ミルクタイムへ突入しましょう。

サカザキ菌って何?

サカザキ菌(クロノバクター・サカザキ)は、自然界や動物の腸管などに広く分布する腸内細菌科の細菌で、特に乳児(1歳未満)が感染すると重篤な症状を引き起こすことがある病原菌です。

  • 70℃以上のお湯で調乳
    粉ミルクを溶かす際は、厚生労働省などのガイドラインに従い、70℃以上のお湯を使用することが推奨されています。
  • 作り置きをしない
    溶かしたミルクは長時間放置せず、速やかに飲ませ、余ったものは保存せずに廃棄します。
  • 清潔な環境の保持
    哺乳びんや調乳器具の消毒を徹底し、衛生的な環境を保ちます。
高いけど買うべきモノ
<strong><span class="bold-blue"><span class="marker-blue">父</span></span></strong>
父

粉ミルクには、必須アイテムですな。

4. 母乳とミルクの「混合育児」を進めるポイント

混合育児は、母親の身体的負担を減らしつつ、パートナーも授乳に参加できるメリットがあります。

  • 基本は「母乳が先、ミルクが後」
    母乳の分泌を維持・促進するため、先に左右の母乳を飲ませてから、足りない分をミルクで補います。
  • ミルクの足し量の決め方
    母乳を飲ませた後、赤ちゃんがまだ泣いて欲しがる場合や、体重増加が緩やかな場合にミルクを30〜50ml程度足して様子を見ます。

5. 上手なゲップの出し方

赤ちゃんは授乳時に一緒に空気を呑み込んでしまうため、授乳後は必ずゲップをさせましょう。

肩のせ姿勢
ママの肩に赤ちゃんの顎を乗せるように縦抱きにし、背中を下から上へ優しく撫で上げるか、ぽんぽんと軽く叩きます。

膝のせ姿勢
ママの膝の上に赤ちゃんを座らせ、片手で赤ちゃんの首と顎を支えながら、もう片方の手で背中をトントンします。

※5分程度試しても出ない場合は、無理に継続せず、右側を下にして横向きに寝かせてあげましょう。

6. 赤ちゃんの「吐き戻し」への対処法と注意点

赤ちゃんの胃は「徳利(とっくり)型」をしており、入り口の筋肉が未発達なため、簡単に吐き戻しを起こします。

  • 対処法
    授乳直後に激しく動かさないこと。吐いたものが気管に入らないよう、寝かせる時は顔や体を横向きにします。
  • 受診の目安
    噴水のように勢いよく吐く、吐いた物に緑色の液体(胆汁)や血が混ざっている、機嫌が悪く体重が増えない場合は速やかに小児科を受診してください。

7. 哺乳瓶の洗浄・消毒方法

生後3〜4ヵ月頃までは赤ちゃんの免疫力が弱いため、使用後の哺乳瓶は毎回洗浄・消毒が必要です。

<strong><span class="marker-blue"><span class="bold-blue">父</span></span></strong>
父

これが地味に大変。

<span class="bold-red"><span class="marker-red">母</span></span>
母

大変すぎて、最終的に1人6本、合計12本だったな。

洗浄の手順

使用後すぐに水につけ、哺乳瓶専用の洗剤とスポンジブラシで乳首の先まで丁寧に洗います。

代表的な3つの消毒方法

消毒方法メリットデメリット
煮沸消毒特別な道具が不要、コストがかからない火を使うため目を離せない、熱湯の取り扱いに注意
薬液消毒(漬け置き)溶液に浸すだけで手軽、一度に複数消毒可能薬液の臭いが残ることがある、24時間ごとの交換が必要
電子レンジ消毒わずか数分で完了、時短に最適専用ケースが必要、レンジのサイズ制限がある
<span class="bold-red"><span class="marker-red">母</span></span>
母

ちなみに、我が家は薬液消毒(漬け置き)だったぞ。

洗浄グッズ

哺乳瓶の消毒

哺乳びんスチーム除菌・乾燥器 ポチットスリム | 0ヵ月〜 哺乳瓶 ほ乳瓶 除菌 乾燥 赤ちゃん ベビー 乳児 新生児 子育て 育児 出産祝い プレゼント 出産準備 スチーム除菌 時短

価格:14080円
(2026/9/2 15:22時点)

哺乳瓶洗い
<span class="bold-red"><span class="marker-red">母</span></span>
母

いろいろ試すべし。

まとめ:赤ちゃんのペースに合わせて焦らず進めよう

授乳量や回数はあくまで目安です。赤ちゃんの体重が順調に増えており、機嫌よく過ごしていれば過剰に心配する必要はありません。ご自身のライフスタイルに合った授乳方法を見つけていきましょう。

タイトルとURLをコピーしました