生後3〜4ヵ月健診は、あやしたときに笑う「社会性の芽生え」や、首がすわり始める「運動発達の大きな節目」を確認する大切な健診です。お母さん・お父さんの育児の不安や孤立を防ぐ役割も持っています。
生後3〜4ヵ月健診の目的
- 運動発達の確認
首すわりの進み具合、引き起こし反応、手足の動きの左右差などをチェック - 感覚・社会性の発達確認
動くものを目で追うか(追視)、呼びかけや音に反応するか、あやすと笑うか - 身体・健康状態の測定
体重・身長の増加曲線、股関節の開き具合、皮膚トラブルの有無 - 育児環境・保護者のメンタルケア
予防接種の進捗確認、離乳食開始に向けたアドバイス、孤独感や育児ストレスのヒアリング
一般的な健診内容(当日の流れ)
生後1ヵ月健診と異なり、多くの自治体で集団健診(保健センター等での実施)または指定小児科での個別健診として行われます。
1. 身体測定・基本チェック
- 測定
体重、身長、頭囲、胸囲(成長曲線に沿って育っているか確認) - 問診
事前記入した問診票をもとに、日常の様子や気になっている点を聞き取り

父
よく見せようなどと取り繕うことなく、ありのままに、正直に話をしたほうが我が子のためになるぞ。
2. 小児科医による診察
- 首すわりの確認
うつぶせ(腹ばい)にしたときの頭の持ち上げ、腕を引っ張って起こしたときの首のついていき方 - 感覚・神経系の確認
ハンカチを顔にかけて払いのけるか、ライトや玩具を目で追うか(追視)、音に対する反応 - 股関節のチェック
開抱制限(あぶみ状に足が開くか)、股関節脱臼の兆候がないか - 全身の視診
皮膚の湿疹、大泉門(頭のやわらかい部分)の状態、心音の確認
3. 保健師・栄養士・歯科衛生士等による相談
- 離乳食の準備指導
生後5〜6ヵ月頃からの離乳食スタートに向けた基礎知識や進め方の説明 - 歯の相談
歯が生え始める時期に向けたケアや口の中のチェック - 個別相談
睡眠の悩み、予防接種スケジュール、保護者のメンタルヘルス面のサポート

母
遠慮せず、わからないこと、不安なことはどんどん質問すべし。
健診当日の持ち物リスト
| カテゴリ | 持ち物 | 補足・ポイント |
| 書類・貴重品 | 母子健康手帳 | 3〜4ヵ月健診のページを事前に記入しておく |
| 3〜4ヵ月健診の問診票・受診票 | 自治体から届いた書類を忘れずに記入して持参 | |
| 健康保険証・医療証 | 万が一の診察や処方に備えて | |
| 筆記用具 | アドバイスのメモや追加書類の記入用 | |
| お世話グッズ | 紙おむつ(4〜5枚) | 身体測定や診察で脱がせるタイミングが多い |
| おしりふき・消臭袋 | 使用済みおむつ持ち帰り用の袋 | |
| 着替え(1〜2セット) | 吐き戻しや排泄トラブル、汗対策 | |
| バスタオル | 身体測定の待ち時間やベッドに敷く際に重宝 | |
| おもちゃ・授乳 | お気に入りのおもちゃ | 音の鳴るガラガラなど(待ち時間の機嫌取り用) |
| 授乳グッズ / 授乳ケープ | ミルクのお湯、母乳用のケープ(待ち時間が長引く場合に備えて) |
事前準備と過ごし方のコツ
- 日常の「首すわり」や「反応」の記録
家でうつぶせにしたときの様子や、あやしたときの反応を動画に撮っておくと、診察時に緊張して普段通りの動きが出ない場合に役立ちます。 - 脱ぎ着させやすい服選び
服を脱がせる回数が多いため、上下セパレートよりも前開きのロンパースやセパレート型の前開き服など、着脱がスムーズな服がおすすめです。 - 集団健診の場合は時間に余裕を持つ
保健センターでの集団健診は待ち時間が長くなる傾向があります。赤ちゃんの授乳タイミングを調整し、機嫌が良い時間帯に受けて移動できるようスケジュールを立てておくとスムーズです。

